未来を知るにはどうすれば良い?ドラッカーに聞いてみた
はじめに
ピーター・ドラッカーは「マネジメント」の父であり、未来学者とも呼ばれていた偉大な学者です。
そんなドラッカーを広く世間で有名にしたのが、「もしドラ」の大ヒットでした。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
一方、私は今まで一冊もドラッカーの本を読んだことがありません。
なぜなら、私は「マネジメント」や「リーダーシップ」という言葉を聞くだけで、一種のアレルギー反応を起こしてしまうからです。
しかし、そんな私でも読めそうな「ドラッカー本」を見つけました!
この本ならば、1日1ページ1話完結なので、「マネジメント」アレルギー体質の人でも、無理なく読み進めることができます。
- 作者: P.F.ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2005/12/02
- メディア: 単行本
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そんな貴重な金言を、365個も見ていられない超多忙な人のために、「未来を知る」をテーマに10個に厳選してみましたというのが今回のお話。
365もとい10の金言
・未来を予測しようとしても無駄である
・すでに起こった変化を見つければ、次に何をすべきかがわかる
・重大な変化の多くは、外の世界からやってくる
・人口の変化は、10年先を知る確かな方法である
・人々が行うのが変化であり、人々の話にしか出てこないのは流行である
・データが全てではない、データに何の意味もないこともある
・問題を疑え、問題そのものが間違っていることもある
・未来のための準備は、苦しい時も行わなければならない
・未来は望んでいるだけでは起こらない
・歴史は繰り返す、だが内容はより高い次元のものとなる
感想
1日1ページずつだと1年(365日)かかる計算ですが、文章が短く読みやすいので、早い人ならば数時間で読み終わると思います。
ドラッカーの入門書としては良さそうですが、文章のボリュームの割には重く、持ち運び辛いのが欠点ですね。
あと、あくまで総集編のような本なので、さらっと読んで何となくわかった気になるものの、若干物足りない感じもしなくはないです。