未来を知るにはどうすれば良い?ドラッカーに聞いてみた

ドラッカー 365の金言

はじめに

ピーター・ドラッカーは「マネジメント」の父であり、未来学者とも呼ばれていた偉大な学者です。

ピーター・ドラッカー - Wikipedia

 

そんなドラッカーを広く世間で有名にしたのが、「もしドラ」の大ヒットでした。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

 

一方、私は今まで一冊もドラッカーの本を読んだことがありません。

なぜなら、私は「マネジメント」や「リーダーシップ」という言葉を聞くだけで、一種のアレルギー反応を起こしてしまうからです。

 

しかし、そんな私でも読めそうな「ドラッカー本」を見つけました!

この本ならば、1日1ページ1話完結なので、「マネジメント」アレルギー体質の人でも、無理なく読み進めることができます。

ドラッカー 365の金言

ドラッカー 365の金言

 

 

そんな貴重な金言を、365個も見ていられない超多忙な人のために、「未来を知る」をテーマに10個に厳選してみましたというのが今回のお話。

 

365もとい10の金言

・未来を予測しようとしても無駄である
・すでに起こった変化を見つければ、次に何をすべきかがわかる
・重大な変化の多くは、外の世界からやってくる
・人口の変化は、10年先を知る確かな方法である
・人々が行うのが変化であり、人々の話にしか出てこないのは流行である
・データが全てではない、データに何の意味もないこともある
・問題を疑え、問題そのものが間違っていることもある
・未来のための準備は、苦しい時も行わなければならない
・未来は望んでいるだけでは起こらない
・歴史は繰り返す、だが内容はより高い次元のものとなる

 

感想

1日1ページずつだと1年(365日)かかる計算ですが、文章が短く読みやすいので、早い人ならば数時間で読み終わると思います。

 

ドラッカーの入門書としては良さそうですが、文章のボリュームの割には重く、持ち運び辛いのが欠点ですね。

 

あと、あくまで総集編のような本なので、さらっと読んで何となくわかった気になるものの、若干物足りない感じもしなくはないです。

 

この本を読んでドラッカーに興味を持ったならば、より本格的な著作を読んでみても良いかもしれません。