IPAの高度試験の勉強はひたすら過去問を解くのが正解(午前試験編)

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和03年

1.はじめに

IT資格で一番多くの人が受験するのが情報処理技術者試験IPA)だと思います。

基本情報技術者応用情報技術者は、市販されているテキストや問題集を購入して勉強すればきちんと勉強すれば合格できると思いますが、それより上位の試験になってくると何度受験してもなかなか合格しない場合があります。

そんな方に向けた勉強法を紹介したいと思います。

 

2.高度試験がなかなか合格できない場合

高度試験に何度も落ちる人の原因として、以下があげられると思います。

  • 午前で落ちる
  • 午後Ⅰで落ちる
  • 午後Ⅱ(記述・論文)で落ちる

それぞれの原因別に対策を説明していきます。

 

3.午前で落ちる場合

午前で落ちる場合は単純に勉強時間が不足しているためです。

勉強法としては、IPAよりダウンロードできる過去問(3~5年分くらい)をひたすら解くことです。

ダウンロードできる解答には解説が無いので、解答を見てもわからない場合は自分で調べる必要がありますが、ネットで検索すれば大体すぐわかります。

あと、あまりオススメはできませんが、自分で調べる時間が無ければ最悪問題と解答をセットで丸暗記するだけでもかなり効果があります。

というのも、実はIPAの試験問題には思ったほどバリエーションがなく、5年分くらいの過去問を解いていれば、本試験で完全に初見の問題にあたることはかなり少なくなります。(過去問を選択肢の並び順を変えた程度で何度も使いまわしているケースも散見されます)

高度試験は専門分野に分かれているため、午前問題から基本情報や応用情報とは勉強する範囲が異なり苦労すると思いますが、IPAの過去問と解答は(出題者なので当たり前ですが)絶対的に信頼できるので学習教材として非常にオススメです。