さらばNAVERまとめ!やってみてわかったネットで稼ぐのに向く人とは
はじめに
NAVERまとめが2020年9月末で終了すると発表されました。
そういえば最近見なくなったなーと思ってましたが、これも時代の流れですね。
(なので、今からは始められませんのでご注意ください)
私はこのブログを始める前にNAVERまとめをやってた時期があるのですが、
そこで得たノウハウがブログを書く際にもいろいろ役に立ったので、
これを機に「私のまとめ体験記」をまとめたいと思います。
(本当なら「NAVERまとめ」に書くべきでしょうが終了しちゃうので。。)
結論
- やってたのは2013年~2014年の2年間
- 46本のまとめ記事で総PVは1,000万PVをちょっと超えるくらい
- 月間PVは最大50万くらい
- 月間の最大収益は1万5千円くらい
- 全期間の総収益は30万円くらい
- ブログと同様、総PVの大半は上位10%(上位5本)が稼ぎ出す
- ブログと同様、大半の記事は鳴かず飛ばず
- 記事の内容に対する評価(お気に入り数など)とPVはほぼ無関係
- 記事の内容よりタイトルが大事(タイトルが悪いとPVはまず伸びない)
- (気分の悪い話だが)釣りタイトルの効果は絶大
- ブログと同様、Googleの気分次第で即死(検索トップ⇒一気に圏外)
どれくらい儲かるか
アドセンスやっている人から見ると、PVの割に儲からないなーという印象でしょうが、
当時のNAVERまとめは簡単に50万PVくらい取れたので、割は悪くはなかったです。
「総PVで1000万PVなんて一体どんな記事書いたの!」って思われるでしょうが、
しょうもない記事でも50本くらい書けば、誰でも1000万PVくらい到達できました。
その後このブログを2014年から始めて、6年後の今で総PVが130万PVくらいですから、
当時のNAVERまとめの集客力がいかに凄かったかが良くわかります。
当たる記事を書く方法
これは正直今でもよくわかりません。
ほとんどの人が当たりを出す前に諦めて退場してしまうのだと思います。
なので、まず1本当てるまでひたすら書き続けるしかないです。
効率よく記事を書く方法
私の場合、無理して良い記事を書こうとせず、できるだけ早く数多くの記事を公開して、少しでも当たりを引く可能性を高めるようにしていました。
良い記事を書こうして時間をかけ過ぎてしまうと、外した時の疲労感もより大きいし、何より頑張って書いた記事が予想通りに当たることなどほとんどないからです。
また、見た瞬間、思わず開きたくなるようなタイトルをつけることも重要です。
記事が注目を集められなければ、記事の内容を見てもらう事すらできないからです。
記事の内容が大事になるのは、あくまでも記事が注目を集めた後の話です。
(この記事も内容の見直しはほぼしていませんが、タイトルは5回くらい付け直しています)
NAVERまとめの問題点(パクリやコピペについて)
当時NAVERまとめが非常に問題視されていた点として、あまりにも無節操なパクリやコピペ記事が横行していた点がありました。
NAVERまとめ自体が「とにかく注目さえ集められれば簡単に稼げる」という状態となり、酷いものになると「他人のNAVERまとめ記事のパクリ」といった、コピーのコピーに過ぎないものも大量に公開されるようになりました。
そのせいで、Google検索上位も(決して質の高くない)まとめ記事が独占するようになり、すっかり「まとめ記事ウザい」「まとめ記事は悪」というイメージが付いてしまい、それが結果的に致命傷になったような気がします。
なお、この騒動のしばらく後から、実際にGoogle検索の上位にNAVERまとめの記事が表示されなくなりました。
私のまとめ記事の書き方
私がNAVERまとめを始めたとき、既にパクリやコピペが問題視されていたので、引用元の明示はもちろん、著作権的に厳しそうなもの(個人所有ブログ、雑誌や新聞の記事からの引用)は最初から避けるようにしていました。
特に写真やイラストは著作権管理が非常に厳しいため、写真を掲載する際は細心の注意を払っていたことを覚えています。
また、他の多くのまとめ記事がSNSなど根拠が不明確な情報からの引用が多かったので、私は逆にウィキペディアや専門家が公開している情報から多く引用して、裏付けがしっかりしていることをアピールしていました。
これらは今もブログを書く際に活かしています。
なお、ちょっと変わり種として、「他の記事からの引用が全くない」(つまり「まとめ記事」ではない)という記事も書いていました。
これは単に個人ブログで書くべき内容を、NAVERまとめという(集客力のある)プラットフォーム上で公開することで、手っ取り早くPVを稼いで収益化しようという狙いで、これはかなり成功しました。
今後大当たりするプラットフォームが登場したら、同じ手口を試してみるのも良いかもしれません。
NAVERまとめをやってわかったこと
NAVERまとめでもブログでもそうですが、芸能人などよほど影響力のある発信者でもない限り、Google検索以外で流入してくる人はまずいないということです。
なので、いかにGoogle検索に引っ掛かるか、そして、いかに多くの検索結果の中で自分の記事をクリックしてもらうかが大事だということです。
今も不快な「釣りタイトル」は横行していますが、残念ながら人間心理的にもこれが非常に効果的なアプローチであることは事実です。
但し、この「釣りタイトル」もかつてのまとめ記事同様、ある日突然Googleからの死亡宣告を受け取ることになるのかもしれません。
まとめ
ネットの世界で儲けるためには、
- 他人を不愉快にしても稼ぐ覚悟が必要
- Googleは神かそれ以上の存在
である、ということです。
「そんな事したくない!」という人はネットで稼ぐのに向かないと思います。
正直稼ぐために記事を書くのは、よほどお金に執着している人でないと続かないです。(思った以上に大変だし、うまくいかないことも多くストレスが溜まります)
私も今までお金には執着している方(笑)だと思ってましたが、生半可なレベルでは大きく稼ぐことはできません。
私はやったことありませんが、Uber Eatsの配達人の方が手っ取り早いと思います。
コロナ禍でサービス業が軒並み厳しい中、すぐ働くことができて、なおかつ人と接することもできる数少ない仕事なのではないでしょうか。