Windows 7でログオン先(ドメイン)を変更できない
はじめに
世間ではWindows 10への強制アップグレードが話題になっていますが、Windows 7をまだまだ使い続けたいというユーザーも数多くいます。
そんなロングヒットOSのWindows 7ですが、使い始めた当初はWindows XPとの違いに戸惑ったものでした。
そして長らく使っていなかった方法をふと試そうとしたときに、すっかり忘れていることも多いです。
人間の記憶には限界がある、普段使わない知識はどんどん忘れていくよ、というのが今回のお話。
結論
ユーザー名のところに以下のように入力する。
・NetBIOSドメイン名¥ユーザー名
・ユーザー名@Active Directoryドメイン名
経緯
先日ちょっとしたテストのために、職場のPC(Windows 7)を別ドメインにログオンする必要があったんですが、ふと見るとWindows XPではあったはずの「ログオン先」が指定できない!
長年にわたりWindows 7を使っていますが、別ドメインにログオンする機会なんて滅多にないので、全然やり方を思い出せない!
間違ったやり方を繰り返してアカウントをロックしたら面倒なので、ここは素直にGoogle先生に聞いてみる。
すると、さっそく解決策らしき記事を発見!
ところが、「ユーザー名@ドメイン名」でログオンしようとしたところ、なぜかログオンできない!
よくよく調べてみると、従来のドメイン名はNetBIOSドメイン名に相当し、この場合は「ドメイン名¥ユーザー名」になるらしい。
Active Directoryドメイン名はDNSドメインの命名規則に準拠する必要がある
Active Directoryドメイン名の先頭のピリオドまでがNetBIOSドメイン名として利用される
というわけで、Windows 7からも別ドメインにログオンできました。めでたしめでたし。
まとめ
ちなみにローカル(このコンピュータ)へのログインの場合は、「.¥ユーザー名」でいけるそうです。
「へー、そうなんだー」と感心してましたが、やっぱり普段使わない知識なので、いざ必要になった時にはきっと忘れていることでしょう。。