株の売買のコツは「迷いなく淡々と実行すること」にあり
はじめに
株式投資を始めて早十年。
アベノミクスもどこ吹く風で、依然として全く儲かっておりません。
そんな惨めな状況に終止符を打つべく、この本を手に取ったわけであります。
この本「タートル流投資の魔術」の著者カーティス・フェイスは、トレーダー育成プロジェクトに最年少の19歳で参加し、最高の成績を収めた人物です。
この本には、彼がなぜそれほどまでに成功できたのかが書かれています。
- 作者: カーティス・フェイス,飯尾博信+常盤洋二,楡井浩一
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2007/10/17
- メディア: 単行本
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そんな成功の秘訣を、本を開くのすら億劫というものぐさな方のために、1分でわかるように要約してみましたというのが今回のお話。
要約
・常に謙虚であれ!(
・投資に魔法はない!(ありふれた手法でも十分通用する!)
・どんな状況でも一度決めた手法に忠実であれ!(
・ただ、それが出来る人間は一握りしかいない(
・恐怖に打ち勝つために、まずはリスク
感想
どうやら人間よりもカブロボの方が優秀ということらしいです。
著者によると、株の売買で一番障害となるのは人間の感情だそうで、人間の感情は全く不合理で常に誤った選択をさせようと仕向けてくるんだとか。
というのも、人間は目の前の利益や損失には非常に敏感なのに、将来の利益や損失には非常に鈍感なんだそうです。
確かに私の経験上でも、最初に決めたとおりに売買していればもっと上手くいったはずなのに、一時的な感情でそうしなかったという事が何度かあります。
というわけで、すぐにビビッてしまう人は、まずは取引額を小さくして、何が起きても平常心で取引を続けられる状況を作る事が先決なんだとか。
これ、シンプルですがとても大事な事ですね。
・ちょっと騰がったら、失うのが惜しくなってすぐ利益確定
・下がり続けているのに、いつまでも塩漬けにして損切りしない
なんてことに心当たりがあるようなら、一度良く考えてみるべきだと思います。