Chromeの文字(フォント)が見づらい・にじむ
はじめに
遂に世界シェア5割を超え、ブラウザの頂点に登り詰めたChrome。
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PCでもスマホでも使えて、閲覧途中のサイト(タブ)や履歴まで共有できるなど、他のブラウザを使う理由は無くなりつつあります。
ところが、そんな破竹の勢いのChromeにも思わぬ弱点が!
ある日突然、文字(フォント)がギザギザの汚い表示になってしまう!
アンチエイジングだけじゃなく、アンチエイリアスも大事だよ、というのが今回のお話。
結論
・設定でフォントを変える
・ClearTypeを有効にする
経緯
朝会社のPCを起動し、ブラウザを立ち上げていると何とも言えない違和感が・・・
「何か文字が見づらいなあ~」とよく見てみると、文字がにじんでギザギザしている!
「昨日まではちゃんと見えてたのに!」と思い、Chromeの設定からフォントを確認してみると、「メイリオ」にしたはずが「MS ゴシック」になっている!
どうやらChromeは自動更新のタイミングで勝手にフォントを戻してしまうらしい。
「よし!原因も分かって一件落着!」とフォントを変更してChromeを再起動したものの、相変わらず文字は汚いまま!
「オイ!どうなってんだよ!」とやや焦りながら、Google先生に教えを乞うとこんな記事を発見!
何やら「DirectWrite」なるものを無効にすると解決する模様。
ところが、この「DirectWrite」という設定がいくら探しても見つからない!
Chromeのバージョン52以降では「DirectWrite」を無効にできないらしい。(ちなみに私のChromeのバージョンは55)
「そんな・・・この先ずっとこのギザギザな文字で見なきゃいけないのか」と途方に暮れていると、こんな記事を発見!
・ブラウザなどの文字がガタガタで読みづらいときは、ClearTypeテキストを有効化して、調節すれば滑らかなフォント表示になります。
・デフォルトではClearTypeテキストが有効化されていません。
そういえば、自宅のPCではこの「ClearType」を設定した記憶がありました。
(視力検査のように「どれが一番見やすいですか」というのを何回か繰り返します)
というわけで、ClearTypeを有効後にChromeを再起動したら、元通りの滑らかな文字で表示されるようになりました。めでたしめでたし。
まとめ
ちなみに、こういう文字表示を滑らかにすることを「アンチエイリアス」と言うそうです。
フォントなんて小さなものでも、その表示にはいろんな技術が使われているんですね。勉強になりました。