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bitcoinには絶対投資してはいけない理由

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はじめに

私はあのMt.Gox事件の被害者であり、債権者でもあります。

(上の写真は破産債権の確認サイトのスクリーンショットです)


あの事件以降、一時は下火になったビットコインですが、最近再び1ビットコインの価格が1000ドルを超えるなど、再び人気が再燃してきています。

 

それでも、私はビットコインへの投資はある理由からおすすめしません。

それは、私自身ビットコインで痛い目を見たのは一度や二度ではないからです。

 

信用第一、何事も信頼関係があってこそ、というのが今回のお話。

 

結論

ビットコインは無法地帯、取引所の閉鎖や経営者の夜逃げも日常茶飯事。

(資産隠しが目的でないなら、株式投資の方がよほど安心かつ安全)

 

 

経緯

私はかつてビットコイン(主に採掘)に夢中になっていた時期がありました。

 

マイニングも大失敗に終わったのですが、その後に手を出したビットコイン取引でMt.Goxに預け入れた資金を全て消失することになりました。

 

まさに災難続きだったわけなんですが、僅かに残されたビットコイン(1BTC程度)にも不幸が続きました。

 

まずは世界最大級のアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)取引所であったCryptsyが突然取引を停止。

 

どうやら経営者が330万ドルを持ち逃げした模様。

 

redditでも「いつの間にか失効してログインできなくなった」という人が多数いました。(ちなみに私もその一人)

 

さらにもう一つのアルトコイン取引所であるCoins-Eでも、サイトが突然ダウンし永久に復旧しない状態に。

 

こうして私のビットコインの預け入れ先のほぼ全てが消失してしまいました。

ですが、一番問題なのはビットコインの世界ではこうしたことは別に珍しくもなく、私自身何度も採掘所や取引所を(突然通告もなく一方的に)閉鎖されたことがありました。当然返金などされるはずもありません。

こんな詐欺まがいの行為がまかり通ってしまうのが、法の外にあるビットコインの実情なのです。

 

というわけで、世の中のルールや法律の大切さが改めてよくわかりました。めでたしめでたし。

 

まとめ

実はビットコインには「信用問題」以外にも深刻な危機が迫っています。

それは「51% Attack」と言われるビットコインの技術的な問題点です。

Bitcoinの信頼性はネットワークに参加するコンピューターの計算能力によって担保されている

・一つのマイニングプールの計算能力が過半数を締めると、理論的には通貨に対する攻撃が可能になる

・50%以上の計算力を持った攻撃者はやろうと思えば、トランザクションの改変や妨害など様々攻撃が可能になる

 

 ・マイニングの計算能力の過半数を悪意のある特定のグループが保持してしまう状態だと言えます

・過半数のシェアを持つものが合意をすれば51%攻撃をすることが可能になってしまいます

・過半数の計算能力を持っている間、自分の取引を途中で取り消して、二重支払い(すでに使用したビットコインを再び使用すること)ができてしまいます

 

あくまでも理論上の話だろうと思われるでしょうが、既に実現可能な環境は整っています。

ビットコインの現状として

・持っているビットコインを移動させられない
・高額な手数料はあっという間にさらに値上がりして予測不可能
・買い手がお店から出てから、ボタン1つで決済を取り消せる
・大量の『未処理』と、決済のドタキャンがある
・これが中国のコントロール下にある
・会社、そして関わる人々が『内戦状態』にある

 

既にマイニングの計算能力の7割を中国が占め、そのうちの上位5社くらいで過半数を超えています。

ご存知の通り中国は知的財産に関しては無法地帯ですから、欧米各国でも法整備が追い付かないビットコインを中国政府がまともに統制することはまず不可能でしょう。

ましてや民間業者にモラルなど一切期待できない事は、既にMt.GoxやCryptsyで実証済みです。

もはやいつどこで不正が行われてもおかしくない状況であり、ビットコインは老朽化した橋の如く、ある日突然崩壊する可能性もあると思います。

 

今からはじめるなら株やFXに投資した方が遥かにマシです。ルールや法律もきちんと整備されていますし、証券会社の人間も善人だとは言いませんが、少なくともビットコインの取引業者よりは信用できると思います。