Windows Defender(MsMpEng.exe)のCPU占有を何とかしたい
はじめに
Windows 10を入れているならば、無料で使えるウィルス対策ソフトであるWindows Defenderを使っている人も多いと思います。
ですが、このWindows Defenderのプロセス(MsMpEng.exe)が急にCPUを占有してしまうことがあります。
動作が重くなるのもそうなんですが、何よりノートPCユーザーとしてはCPUファンの騒音が耐えられない!
温故知新、夏場のノートPC熱対策と同じ方法で解決できたよ、というのが今回のお話。
結論
OSの設定でCPUをアンダークロックする。
(詳しくは過去記事をご覧ください)
経緯
冬至を過ぎて真冬になってもノートPCのファンの音がうるさいので、リソースモニターで確認してみると、MsMpEng.exeなるプロセスがCPUを占有し続けていました。
調べてみると、どうやらWindows Defender(旧称Windows Security Essentials)のプロセスらしい。
重いプロセスのベスト3にも見事ランクインしていました。
対策としては、プロセスを停止してしまう、スキャンする範囲や頻度を小さくする、などの方法ありますが、当然ながらセキュリティ上はおすすめできません。
どうしたものかと考えていたところ、ふと過去記事に書いたことを思い出す。
CPUのクロックを下げれば、プロセスを停止しなくても騒音は収まるし、セキュリティ上も問題にならない!
私のノートPCはCore i7(クアッドコア)なので、多少CPUのクロックを下げても気になるほどの影響は無いし、今時のノートPCは大抵デュアルコア以上なので、片方のコアが占有されても、もう一方のコアで用は足りるはず。
むしろCPUの発熱やファンの騒音を抑える方が、作業環境の改善につながりメリットも大きい!
というわけで、CPUクロックを下げて一挙に問題解決しました!めでたしめでたし。
まとめ
ノートPCは部品の密度が高いため、どうしてもエアフローが悪く熱がこもりやすくなります。
今回の件でもよくわかりましたが、ノートPCでは季節を問わず熱対策の問題が付きまとうという事ですね。
余談ですが、今時のノートPCでCore i7(クアッドコア)搭載のものはかなり減ったように思います。
やはり発熱の大きいクアッドコアは、ノートPCには無用の長物だということなのでしょうね。
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