Windows Defender(MsMpEng.exe)のCPU占有を何とかしたい

Microsoft Windows 10 Home Anniversary Update適用版 32bit/64bit 日本語版 (最新)|USBフラッシュドライブ

はじめに

Windows 10を入れているならば、無料で使えるウィルス対策ソフトであるWindows Defenderを使っている人も多いと思います。

 

ですが、このWindows Defenderのプロセス(MsMpEng.exe)が急にCPUを占有してしまうことがあります。

 

動作が重くなるのもそうなんですが、何よりノートPCユーザーとしてはCPUファンの騒音が耐えられない!

 

温故知新、夏場のノートPC熱対策と同じ方法で解決できたよ、というのが今回のお話。

 

結論

OSの設定でCPUをアンダークロックする。

(詳しくは過去記事をご覧ください)

 

 

経緯

冬至を過ぎて真冬になってもノートPCのファンの音がうるさいので、リソースモニターで確認してみると、MsMpEng.exeなるプロセスがCPUを占有し続けていました。

 

調べてみると、どうやらWindows Defender(旧称Windows Security Essentials)のプロセスらしい。

 

重いプロセスのベスト3にも見事ランクインしていました。

 

対策としては、プロセスを停止してしまう、スキャンする範囲や頻度を小さくする、などの方法ありますが、当然ながらセキュリティ上はおすすめできません。

 

どうしたものかと考えていたところ、ふと過去記事に書いたことを思い出す。

CPUのクロックを下げれば、プロセスを停止しなくても騒音は収まるし、セキュリティ上も問題にならない!

 

私のノートPCはCore i7クアッドコア)なので、多少CPUのクロックを下げても気になるほどの影響は無いし、今時のノートPCは大抵デュアルコア以上なので、片方のコアが占有されても、もう一方のコアで用は足りるはず。

むしろCPUの発熱やファンの騒音を抑える方が、作業環境の改善につながりメリットも大きい!

 

というわけで、CPUクロックを下げて一挙に問題解決しました!めでたしめでたし。

 

まとめ

ノートPCは部品の密度が高いため、どうしてもエアフローが悪く熱がこもりやすくなります。

今回の件でもよくわかりましたが、ノートPCでは季節を問わず熱対策の問題が付きまとうという事ですね。

 

余談ですが、今時のノートPCでCore i7クアッドコア)搭載のものはかなり減ったように思います。

やはり発熱の大きいクアッドコアは、ノートPCには無用の長物だということなのでしょうね。