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日本のプログラマーはなぜ給料が安いのか?

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

はじめに

日本でのプログラマーの地位は、はっきり言って低いです。

その原因として、「IT土方」などの呼称に代表されるように、IT業界のゼネコン構造が良く挙げられます。

 

ただ、本当にそれだけなんでしょうか?

だとしたら、なぜ彼らはいつまでも低い地位に甘んじているのでしょうか?

 

その辺の事を、個人的な経験をもとに、プロジェクトマネージャーとプログラマーの対比で好き勝手に書いてみました、というのが今回のお話。

 

結論

本当にプログラムを愛する者は、コードを書く以外に何も求めたりしない

 

 

対比①:成果について

http://www.flickr.com/photos/71812313@N00/85911467

photo by kevinthoule

・マネージャーは人間の扱いが上手
プログラマーはPCの扱いが上手
⇒結果として手柄はマネージャーのものになる

 

マネージャーになるような人は、アピールが上手い人が多いです。

一方、プログラマーは口下手で、人前でアピールする事を好みません。

会社の上層部はもちろん現場の事など知らないので、大抵マネージャーのアピールをそのまま鵜呑みにします。

こうして、プログラマーは「正当な評価」を受ける事も無く、次のプロジェクトへと向かうのです。

 

対比②:給与について

http://www.flickr.com/photos/60005195@N00/102798907

photo by yomanimus

・マネージャーはビジネスにこだわる
プログラマーはコードにこだわる
⇒結果として利益はマネージャーの懐に入る

 

マネージャーになるような人は、目先の利益にうるさい人が多いです。

一方、プログラマーは長期思考で、目先の利益のための妥協を敗北と捉えます。

会社の上層部はもちろんお金の事しか興味が無いので、大抵マネージャーの考えを優先します。

こうして、プログラマーは「ビジネスを知らない奴」という烙印を押され、次のプロジェクトへと向かうのです。

 

対比③:出世について

http://www.flickr.com/photos/35703177@N00/6100115137

photo by The U.S. Army

・マネージャーは強い権力を欲する
プログラマーは強いアルゴリズムを欲する
⇒結果として組織はマネージャの意のままになる

 

 マネージャーになるような人は、権力志向の人が多いです。

一方、プログラマーは権力とは無縁で、組織からの自由と自立を愛します。

会社の上層部はもちろん会社に忠誠を誓う人間が好きなので、大抵マネージャーの方を大切に扱います。

こうして、プログラマーは「偏屈な変わり者」と陰口をたたかれ、次のプロジェクトへと向かうのです。

 

まとめ

ちなみにアメリカではプログラマーの地位はそれほど低くないようです。

「アメリカのプログラマの給料が高い」は本当か? - NomoLog

 

あくまで個人的な意見ですが、たぶんアメリカのプログラマーは、日本のプログラマーよりも自己主張が強く、不当な評価に甘んじないのだと思います。

これはプログラマーに限った話ではなく、アメリカ人と日本人の違いのような気もします。

 

ただ、信念に基づいて生きているのは、きっと「プログラマー」の方です。

そういう意味では、金銭や地位や名誉に執着しない「プログラマー」という生き方は、とても幸せなのかもしれません。

「俺は金や出世や名誉が欲しい!」という人は、明日からマネージャーへの道に転向することをオススメします。

 

追記

日米のプログラミング言語ごとの年収を調べてみました。

日本のプログラマーがいかに冷遇されているかがよくわかります。