Windowsタブレットが起動しない・反応しない
はじめに
Windowsタブレット(Windows 8)が2012年に登場してから早四年が経ちました。
はじめは「使いにくくてノートPCの代替にはならない」とか「用途が無いのですぐ消えてなくなる」などと言われてましたが、Microsoftの懸命の普及策(8インチ以下はOSバンドル無料)もあって、近年は2万円を切るマシンも多く出るなど幸か不幸か「OS単体よりも安いWindowsマシン」という立ち位置を得ました。
そんな中、価格に惹かれてWindowsタブレットを手にした人も多いと思います。(私もそんな一人です)
しかし、このWindowsタブレット、値段ゆえに非力なのは仕方ないんですが、フリーズした際の処理が非常に困る!
Ctrl+Alt+Delが押せなくなっても焦ってはいけないよ、というのが今回のお話。
結論
- 電源ボタン長押し(シャットダウン)後に再度起動する
- 電源ボタン+音量プラスボタン長押し(再起動)する
(ソフトキーボードでの操作が効かないので、Android端末と同様の操作となる)
経緯
私はWindowsタブレットを2台(LenovoとNEC)持っているんですが、そのどちらでも以下の現象が発生していました。
- 起動(メーカーのロゴ表示)直後にうんともすんとも言わなくなる
- スリープ状態のままうんともすんとも言わなくなる
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WindowsタブレットはAndroidやiOSと比べてバッテリー消費が激しいので、すぐにバッテリー切れを疑い充電するも、充電後も電源が入らない状態。
調べてみると、同様の事象はかなりあるらしい。
「Android端末のNexus7と同じ操作で本当に解決するのか?」と思っていたら、少なくともLenovoではそのようなので、ほとんどのメーカーで共通だと思います。
コールセンターに問い合わせたら、音量ボタンのプラスを押しながら電源ボタンの長押しで再起動がかかると教えてくれました
ここでふと、Windowsタブレットの画面(液晶のバックライト)が薄っすらと点灯しているのに気づく。(真っ黒なのでわかりにくいですが、部屋を暗くするとよくわかります)
つまり黒い画面(おそらく起動やスリープ復帰の途中)のままフリーズしたものと思われる。
というわけで、普通のPCと同様に電源長押しでシャットダウン(バックライト消灯)⇒再度電源ONで無事起動しました。めでたしめでたし。
まとめ
Windowsタブレットは非力なので、Windows UpdateとかWindows Defenderなどの普段あまり意識しないプロセスのせいでフリーズ(もしくは劇的な性能低下)することがあります。
PCならばフリーズした際もCtrl+Alt+Delでプロセスを確認したり終了したりできますが、Windowsタブレットだと画面と入力装置(ソフトキーボード)が一体化しているため、入力装置が使えないという事態に陥ります。
結果として、単なる性能低下なのかフリーズなのか判断しようにも、タスクマネージャーも起動できないため、判断できない状態となってしまいます。
このあたりはWindowsタブレットのイケてないところですね。
特にOSのアップデートはデータ通信量の面でも厳しいので、もう少しタブレットなどのモバイル端末を意識したものにしてほしいです。